まだまだ酷暑が続くので “ぬる湯”♪ 冷た~い 全国のぬる湯の名湯 21選+α

最終更新日 2021/8/5 記事作成日 2017/7/27

 

夏におススメ!39度以下のぬる湯のある温泉まとめ

外が暑すぎて普通の温泉はちょっとツライ、居心地の良いぬる湯に何時間でも入っていたい・・・。

そんなぬる湯好きのためにブログ掲載の「ぬる湯」のある温泉をまとめました。

 

*休業中、営業時間短縮の場合もありますので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

【目次】


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【冷たさ&体感温度の目安】

夏場の湯船の標準温度と体感温度を基準にしています。

星の数が多いほど冷たくなりますが、通常は加温した浴槽が隣にあることが多く、冷泉に入る前、入った後に体を温めることができます。

 

★★★★★ 15度以下  真夏でも諦める人が続出 皮膚を突き刺す冷たさはまるで修行!

★★★★  20度±5 サウナの水風呂とそれほど変わらず 真夏以外は厳しいマニア向け冷泉

★★★   25度±5 真夏でもひんやりクーラー要らずの冷泉

★★    30度±5 真夏ならば一番心地良く感じるぬる湯

★     35度~39度 ぬる湯好きなら真夏でなくてもOK

 

*入浴レポをクリックすると施設の詳細とレポートにジャンプします。

*日帰り入浴の利用条件は変更になる場合がありますので、最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

 

【夏におススメ!管理人が選ぶ 全国のぬる湯の名湯21選】

 

管理人が今まで入浴した「ぬる湯」の中で、特に名湯だと思った「ぬる湯19湯」を厳選しました。

中には「ぬる湯」を通り越して修行のような「冷泉」もあります!

夏しか楽しめない温泉もあるので、冷え冷えの順にご紹介します♪

 

寒の地獄温泉 寒の地獄旅館(大分県九重町)★★★★★

かんのじごくおんせん かんのじごくりょかん

九重連山の登山口近くにある冷泉の名湯。

源泉温度は13~14度。写真の冷泉は7月~9月末頃までの期間限定。

通常は加温浴槽が隣にあるはずのところ、「寒の地獄温泉」では30分冷泉に耐えた後、ストーブに直行して暖を取るという変わった入浴方法。

マラソン選手の合宿にも利用され、疲れた筋肉をやわらげると評判。

*混浴 要水着着用

日帰り入浴可

【寒の地獄旅館】

住所:〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野257
TEL:0973-79-2124

日帰り入浴
冷泉浴槽 7/1~9/30までの木曜日~火曜日
営業時間9:00~17:00(16:00最終受付)
冷泉料金:1時間700円 2時間1,000円 4時間(半日)1,500円 8時間(1日)2,000円
(一般浴槽 金曜日~火曜日10:00~13:00最終受付 大人700円)

⇒「寒の地獄温泉 寒の地獄旅館」宿泊レポお風呂編

 

奥蓼科温泉郷 渋辰野館(長野県茅野市) ★★★★

おくたてしなおんせんきょう しぶたつのかん

渋辰野館 森の温泉 露天風呂から見える白樺林

八ヶ岳の麓にある歴史ある温泉宿。

泉質は酸性の硫黄冷鉱泉のにごり湯、源泉温度は21.2度。

避暑地にあるので真夏でさえ涼しいのに(夜は長袖でちょうど良い)、この温度ではひんやりを通り越してちょっと寒いかも!?

でもそれが癖になるとてもいいお湯。

レトロな建物の雰囲気が良く、オーベルジュのようなオシャレな食事も女性に人気。

日帰り入浴可(夏休み以外は要確認)

 

【渋辰野館】

住所:〒391-0213 長野県茅野市豊平4734
TEL:0266-67-2128

日帰り入浴:10:00~15:00受付 (16:00退館)*要確認
料金:大人1,650円 小学生1,100円 幼児350円
定休日:不定休

⇒「渋辰野館」日帰り入浴レポ

 

 

オソウシ温泉 鹿乃湯荘(北海道新得町)★★★★

おそうしおんせん しかのゆそう

トムラウシの手前40キロにある山の中の一軒宿で秘湯ムードは抜群。

源泉温度は26.9度。加温されている内湯(40度)以外は真夏でも25度前後とかなり冷たい。

北海道一の強アルカリ泉でヌルヌル、トロトロ美肌の湯。たまご臭も強く泉質は文句なし!

*混浴あり

日帰り入浴可

【オソウシ温泉 鹿乃湯荘】

〒081-0154 北海道上川郡新得町屈足オソウシ
TEL:0156-65-3338

日帰り入浴 10:00~20:00 大人:600円 子供300円

⇒「オソウシ温泉 鹿乃湯荘」日帰り入浴レポ

 

赤川温泉 赤川荘(大分県竹田市)★★★★

あかがわおんせん あかがわそう

久住高原にある、入って良し、飲んで良しの硫黄泉の名湯。

源泉温度は26度。非加温浴槽は露天風呂の中央から奥にかけて。

夏でもヒヤッとするほど冷たいが、不思議と体が軽くなるお湯。

内湯には加温浴槽もあるので、交互浴も楽しめる。

休業日が多いので事前に電話確認推奨。

日帰り入浴可

【赤川温泉 赤川荘】

住所:〒878-0201 大分県竹田市久住町大字久住4008−1
TEL:0974-76-0081

日帰り入浴

営業時間:10:00~17:00受付(冬季10:00~16:00受付)
料金:大人1,000円 小人700円 幼児500円 0歳無料
営業日:金・土・日・月・祝日
休館日:火・水・木 GWは営業

⇒「赤川温泉 赤川荘」日帰り入浴レポ

 

 

下部温泉 古湯坊 源泉館(山梨県身延町)★★★

しもべおんせん こゆぼう げんせんかん

板張りの足元から湧出するぬる湯の名湯。季節を問わず湯治客に人気。

源泉温度は29.6度。メインの浴槽は年中無休で26度前後。加温なしのかけ流し。

湯治で来る人が多く、夏以外でも1時間以上長居する人はザラ。

混浴だが湯浴み着もOK

日帰り入浴不可

【下部温泉 古湯坊 源泉館】

住所:〒409-2942 山梨県南巨摩郡身延町下部45
TEL:0556-36-0101

宿泊料金 1泊2食付8,000円~16,500円

⇒「下部温泉 古湯坊 源泉館」入浴レポ

 

 

栃尾又温泉 自在館(新潟県魚沼市)★★★

とちおまたおんせん じざいかん

ラジウム泉の名湯と言えば栃尾又温泉。

源泉温度は28.5度、非加温浴槽は25度前後。無色透明のサラサラしたお湯で見ているだけで癒される。

湯治客も多く、1日6時間以上入浴する人も。

日帰り入浴可

【栃尾又温泉 自在館】

〒946-0087新潟県魚沼市上折立66
TEL: 025-795-2211
日帰り入浴 平日のみ10:00~15:00頃 1,100円~ 2日前~前日までに要予約

⇒「栃尾又温泉 自在館」日帰り入浴レポ

 

 

微温湯温泉 旅館二階堂(福島県福島市)★★★~★★

ぬるゆおんせん りょかんにかいどう

福島市内の山の中にある一軒宿。名前もそのまま「ぬるゆ温泉」。

源泉温度は31.5度、湯船の中もプールのような冷たさで心地よい。

夏の週末は大人気でかなりの混雑。

宿の風情も良く値段もリーズナブルなので宿泊もおススメ。

日帰り入浴可

【微温湯温泉 旅館二階堂】

住所:〒960-2151 福島県福島市桜本温湯11
TEL:024-591-3173

期間限定営業:4月下旬より11月下旬

日帰り入浴:10:00~15:00(要確認)大人500円

⇒「微温湯温泉 旅館二階堂」宿泊レポ

 

 

榊原温泉 湯元榊原館(三重県津市)★★★~★★

さかきばらおんせん ゆもとさかきばらかん

清少納言の「枕草子」にも有馬・玉造と並び日本三名泉と讃えられた歴史ある名湯。

温泉街で唯一ぬる湯の源泉かけ流しがあるのが「湯元榊原館」。

源泉温度は31.2度。湯船の温度は気温により多少前後するが真夏でもひんやりするぬる湯。

男女別大浴場には大型の加温浴槽と中サイズの源泉浴槽を備えており交互浴も楽しめる。

泉質は単純泉ながらアルカリ度が強くヌルヌルツルツル化粧水のようにとろみのある湯。

非加温源泉はたまご臭も感じられ、泉質にうるさい人もうならせる良い湯である。

日帰り入浴可

【榊原温泉 湯元榊原館】

住所:〒514-1251 三重県津市榊原町5970
TEL:059-252-0206

日帰り入浴:9:00~19:00受付(20:00閉館)利用2時間まで
料金:大人1,000円(タオル・レンタル作務衣付) 小人500円

⇒「榊原温泉 湯元榊原館」日帰り入浴レポ

 

 

七里田温泉 下湯(大分県竹田市)★★

しちりだおんせん したんゆ

大分県のぬる湯とシュワシュワ炭酸泉と言ったら「下湯」を日本一に挙げる人が多い。

本来4~5人が快適サイズのところ、夏場はギュウギュウ詰めになる日もあり入場制限まで設けられる人気の温泉。

源泉温度は36.3度、浴槽内34~37度。

日帰り入浴専門施設

【七里田温泉 下湯】

住所:〒878-0202 大分県竹田市久住町大字有氏4050
TEL:0974-77-2686

日帰り入浴 9:00~21:00(20:30受付)下湯 大人500円 保証料1,000円(入浴後変換)
定休日:第2月曜日

⇒「七里田温泉 下湯」入浴レポ

 

 

 

湯治の宿 谷地温泉(青森県十和田市) ★★

とうじのやど やちおんせん

八甲田南山麓にある日本三秘湯の宿。

2本ある源泉のうち、「下の湯」がぬる湯、「上の湯」が42度のあつ湯で交互浴ができる。

源泉温度は38度、湯舟の中は真夏で36度前後。

足元湧出の極上硫黄泉でぬる湯好きにはたまらない。

日帰り入浴可

【湯治の宿 谷地温泉】

住所:〒034-0303 青森県十和田市法量谷地1
TEL:0176-74-1181

日帰り入浴:10:00〜17:00 大人600円

⇒「谷地温泉」宿泊レポお風呂編

 

 

奴留湯温泉(熊本県小国町)★★

ぬるゆおんせん

全国には「ぬる湯温泉」と読む温泉地が3つあり、「奴留湯温泉」もそのうちの一つ。

湯舟の底に石が敷き詰められており、時々足元からプクプクと泡が上がり自噴していると分かる。

源泉温度は38度前後、湯船の中も37~38度の不感帯温度で夏にはちょうど良い。

静かな集落にある共同浴場だが遠方から訪れるファンも多い。

硫黄臭漂う奴留湯の名湯なので、わいた温泉郷近くに行ったら是非とも立ち寄りたい。

 

【奴留湯温泉】

住所:〒869-2505 熊本県阿蘇郡小国町北里
TEL:0967-46-2111

日帰り入浴 9:00~21:00 200円 無休

→「奴留湯温泉」入浴レポ

 

 

貝掛温泉(新潟県湯沢町)★

かいかけおんせん

江戸時代には目薬として販売されていた「貝掛温泉」のお湯。

現在でも目の湯治に訪れる人も多い。

源泉温度は37度。

ぬる湯の源泉浴槽は男女別の内湯と男湯の露天風呂にあり、豪雪地帯の新潟にあっても年中無休でぬる湯のまま。

出た後はポカポカするので、意外と寒くは感じない。

日帰り入浴可

【貝掛温泉】

住所:〒949-6211 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
TEL:025-788-9911

日帰り入浴 11:00~14:00退館 平日:1,000円 土日祝:1,200円 小学生以下半額

⇒「貝掛温泉」宿泊レポお部屋編&お風呂編

 

 

塚原温泉 火口乃泉(大分県由布市)★

つかはらおんせん かこうのいずみ

日本有数の強酸性泉でなおかつぬる湯というマニアックさだが、最近は観光客にも知名度が高くなっている人気の温泉。

伽羅岳の噴火口近くに源泉があり、泉温は56度と高いにもかかわらず、加水せずに冷却し、湯船の温度は38度前後でかけ流しされている。

レモンの10倍くらい酸っぱいお湯で、殺菌効果が高くアトピー湯治に訪れる人も。

鄙びた共同浴場風の内湯と山の景色を見渡せる露天風呂がある。

日帰り入浴専門施設

【塚原温泉 火口乃泉】

住所:〒879-5101 大分県由布市塚原1235
TEL:0977-85-4101

営業時間
6月~8月 9:00~18:00受付(19:00閉館)
9月~5月 9:00~17:00受付(18:00閉館)
料金
大浴場(内湯)  大人500円 小人200円(2時間以内)
露天風呂     大人600円 小人200円(2時間以内)
大浴場+露天風呂 大人800円 小人300円(2時間以内)
家族風呂 2,000円~2,500円(1時間)

休憩利用 1,000円/1室1時間

定休日:なし (年末年始・お盆も無休)
*臨時で営業時間短縮の場合あり

⇒「塚原温泉 火口乃泉」入浴レポ

 

 

白骨温泉 泡の湯(長野県松本市)★

しらほねおんせん あわのゆ

長野の名湯「白骨温泉」を代表する宿。

にごり湯の混浴露天風呂と、鮮度抜群ドバドバかけ流しの内湯でぬる湯ファンを魅了する。

非加温のぬる湯があるのは「本館」大浴場の内湯。

無色透明で生まれたての源泉であることを実感できる。

*露天風呂は混浴だがバスタオルOK(宿泊者には湯あみ着が用意されている)

日帰り入浴可

【白骨温泉 泡の湯(本館)】

住所:〒390-1515 長野県松本市安曇4181
TEL:0263-93-2101

日帰り入浴 10:30~14:00 大人 1,000円 小人600円 木曜定休

⇒「白骨温泉 泡の湯」宿泊&日帰り入浴 お風呂編

 

 

横向温泉 滝川屋旅館(福島県猪苗代町)★

よこむきおんせん たきがわやりょかん

土湯バイパス近くにある静かな一軒宿。鄙びた木造建築と素朴な宿の風情が素晴らしく、根強いファンが多い。

1日3組限定で写真の浴室は貸切利用。

源泉温度は39度、湯船は二層に分かれており35度前後、37度前後と夏場には最適な温度になっている。

宿泊者優先のため日帰り入浴は予約が必要  1人1,000円

【横向温泉 滝川屋旅館】

住所:〒969-2751 福島県耶麻郡猪苗代町若宮下ノ湯甲2970
TEL:0242-64-3211

宿泊料金 1泊2食付20,000円~ 素泊まり5,500円~

日帰り入浴 11:00~14:00(1時間以内) 1,000円

⇒「横向温泉 滝川屋旅館」宿泊レポお風呂編

 

田沢温泉 有乳湯(長野県青木村)★

たざわおんせん うちゆ

有乳湯には老婆が回春して金太郎を出産してしまったという伝説まである。

ぬる湯ファンの間では長野県内で真っ先に上がることの多い共同浴場。

源泉温度は39.8度、浴槽内は38度前後と夏場はもちろん季節を問わずぬる湯ファンに人気。

微たまご臭と心地の良いぬる湯で何時間でも入っていられそう。

200円と格安料金も嬉しい。

【田沢温泉 有乳湯】

住所:〒386-1601 長野県小県郡青木村大字田沢2700
TEL:0268-49-0052

日帰り入浴 6:00~21:30 大人200円 無休

⇒「田沢温泉 有乳湯」入浴レポ

 

 

壁湯温泉 福元屋(大分県九重町) ★

かべゆおんせん ふくもとや

川沿いにある洞窟風呂が名物の「福元屋」。

加温されているのは宿泊者専用の貸切風呂のみで、その他は年中無休のぬる湯。

源泉温度39度。足元から湧出する透明感のあるお湯は見ていて癒される。

最低2時間は入らないとお湯の良さは実感できないと言われており、季節を問わず長居する人が多い。

*混浴(バスタオル巻き、湯浴み着OK)

日帰り入浴可

【壁湯温泉 福元屋】

住所:〒879-4723 大分県玖珠郡九重町大字町田62−1
TEL:0973-78-8754

日帰り入浴 9:00~19:00 大人300円 不定休

⇒「壁湯温泉 福元屋」宿泊レポお風呂編

 

 

 湯川内温泉 かじか荘(鹿児島県出水市)★

ゆがわちおんせん かじかそう

出水市の山あいにある鄙びた宿でつげ義春ファンにはおなじみ。自炊湯治もできる。

大き目の石が積まれた浴槽の底からはボコボコとが空気が上がり常に新鮮なお湯を楽しめる。

源泉温度は36.8度、夏季はほぼ同じ温度、冬季は加温される場合あり。

 

【湯川内温泉 かじか荘】

住所:〒899-0215 鹿児島県出水市武本2060
TEL:0996-62-1535

日帰り入浴 7:00~20:30受付 大人300円 定休日:第2・4木曜日

→「湯川内温泉 かじか荘」日帰り入浴レポ

 

 

祖谷温泉 ホテル祖谷温泉(徳島県三好市)★

いやおんせん ほてるいやおんせん

日本三大秘境の一つ、祖谷渓の谷底にある温泉。

「ぬる湯」があるのは、ケーブルカーで下りていく川沿いの露天風呂。

源泉温度は39度だが、湯舟の中は36度~37度の不体感温度。

四国では珍しいドバドバのかけ流し。

アルカリ性の硫黄泉で超ヌルヌル、炭酸泉でもないのにみるみる体に泡が付く不思議な湯。

これだけ特徴のあるお湯は四国最強と言って間違いない。

日帰り入浴可

 

【祖谷温泉 ホテル祖谷温泉】

〒778-0165 徳島県三好市池田町松尾松本367−28
TEL:0883-75-2311

日帰り入浴 7:30~18:00受付(19:30退館)
露天風呂:大人1,700円 小人900円
大浴場:大人600円 小人300円

→「ホテル祖谷温泉」宿泊レポ お風呂編

 

庄川温泉郷 湯谷温泉 湯谷温泉旅館(富山県砺波市) ★

しょうがわおんせんきょう ゆたにおんせん ゆたにおんせんりょかん

富山県の紅葉の名所の一つ、庄川峡にある「湯谷温泉旅館」。

昔は湯治宿だったが、現在は日帰り入浴のみ営業。

宿主はおらず、玄関を入った正面に料金箱が置いてあり、浴室への道案内が書かれているだけ。

建物は高台にあるが、浴室は川の水位とほぼ同じ高さにあるため、3階相当の階段を下りたところにある。

まず、地下室のような場所にゴーゴーと流れる湯量に圧倒される。

続いて、洗い場も桶もないことに驚く。

源泉温度は39度。

仄かな硫黄の香りのするお湯に胸まで浸る立ち湯は癖になること間違いなし!

日帰り入浴専門

【庄川温泉郷 湯谷温泉旅館】

住所:〒932-0303 富山県砺波市庄川町湯谷235
TEL:0763-82-0646

営業時間:9:00~17:00
料金:1回500円
定休日:木曜日(ダム放流日等臨時休業あり)
*冬季休業

→「庄川温泉郷 湯谷温泉旅館」日帰り入浴レポ

 

姉戸川温泉(青森県東北町) ★

あねとがわおんせん

青森県西部の太平洋側、三八上北エリアにある温泉銭湯の一つ。

ドバドバのかけ流しに油断すると溺れてしまうくらいお尻も滑るヌルヌル温泉。

極寒の青森でも加水・加温なしの年中無休で38度でやっていける、それだけの泉質を誇る。

入浴料金たったの200円でこの贅沢が味わえる!

日帰り入浴専門

【姉戸川温泉】

住所:〒039-2402 青森県上北郡東北町大浦中久根下98
TEL:0176-56-3529

営業時間:9:00~20:30
料金:大人200円 子供100円 幼児50円
定休日:無休

→「姉戸川温泉」日帰り入浴レポ

 

以上、管理人 秘湯っ子が選ぶ「ぬる湯」の名湯21選でした。


 

ここからは、都道府県別 北から順に「ぬる湯」をご紹介します。

【北海道のぬる湯】

丸駒温泉 丸駒温泉旅館(北海道千歳市)★

まるこまおんせんりょかん

ぬる湯の浴槽は支笏湖に面した男女別の露天風呂。

源泉温度が40度、湯船の中は36~38度。足元湧出のかけ流し。

【丸駒温泉旅館】

住所:〒066-0287 北海道千歳市支笏湖幌美内7
TEL:0123-25-2341

日帰り入浴 10:00~15:00 大人1,000円

⇒丸駒温泉旅館 日帰り入浴レポ

 

ニセコ黄金温泉(北海道蘭越町)★

にせこ こがねおんせん

ニセコのはずれにある夏季限定の日帰り温泉。

源泉温度は40度、露天風呂は36~38度くらい。

ニセコアヌンプリも見えて眺めも良し。

*露天は半混浴、バスタオル巻不可

【ニセコ黄金温泉】

住所:〒048-1323 北海道磯谷郡蘭越町黄金258−1
TEL:0136-58-2654

期間限定営業:5月~10月

日帰り入浴 10:00~20:00 大人500円 原則無休

⇒「ニセコ黄金温泉」日帰り入浴レポ

 

 

二股らじうむ温泉(北海道長万部町)★

ふたまたらじうむおんせん

長万部の山あいにある一軒宿。お湯の濃さでは道南一との評判あり。

源泉温度は43.2度、浴槽の温度は37~40度といろいろ。

ぬる湯だからと長居すると危険かも?

*混浴あり バスタオル巻不可、プールは水着着用

【二股らじうむ温泉】

住所:〒049-3501 北海道山越郡長万部町大峯32
TEL:01377-2-4383

日帰り入浴 7:00~19:00受付(20:55退館) 大人1,100円

⇒「二股ラジウム温泉」日帰り入浴レポ

 

旭岳温泉 湯元 湧駒荘(北海道東川町)★

あさひだけおんせん ゆもと ゆこまんそう

大雪山系旭岳の麓にある「日本秘湯を守る会」の宿。

周辺では貴重なにごり湯のかけ流し。

源泉温度は40度~44度。

夏場でも湯船の温度は38度前後。ぬるいため露天風呂は夏季限定。

源泉数5本、日帰り棟と宿泊棟を合わせると8~9のお風呂に入れる。

日帰り入浴可

【旭岳温泉 湯元湧駒荘】

住所:〒071-1472 北海道上川郡東川町勇駒別旭岳温泉
TEL:0166-97-2101

日帰り入浴
別館:12:00~19:00受付 20:00退館 大人1,000円 小人500円 *食事処あり

⇒「旭岳温泉 湯元湧駒荘」宿泊レポ お風呂編

 

 

フロンティア・フラヌイ温泉(北海道上富良野町)★★★

ふろんてぃあ ふらぬいおんせん

上富良野駅近くにある早朝から夜まで営業している温泉銭湯のような存在。安価で宿泊も可能。

源泉温度は30度、非加温浴槽は25~26度。微金気臭のする緑褐色のにごり湯。

【フロンティアフラヌイ温泉】

住所:〒071-0554 北海道空知郡 上富良野町新町4−4−25
TEL:0167-45-9779

日帰り入浴 7:00~21:30受付 一般大人600円 無休

⇒「フロンティアフライ温泉」日帰り入浴レポ

 

北見温泉 ポン湯三光荘(北海道北見市)★

きたみおんせん ぽんゆさんこうそう

北見市の中心部からほど近い場所にあり人気の温泉。pH9.6高アルカリでぬるんぬるんするウナギ湯。泉温38度でいつまでも入っていられる。

隣には別源泉42度の浴槽もあり、いずれも加水・加温なしの源泉かけ流し100%

【北見温泉 ポン湯三光荘】

住所: 〒091-0011 北海道北見市留辺蘂町泉360
TEL:0157-42-2288

日帰り入浴 9:00~21:30 500円

 

【東北のぬる湯】

 

ぬぐだまりの里 秘湯八甲田温泉(青森県青森市)★

ぬぐだまりのさと ひとう はっこうだおんせん

八甲田山の東麓にある一軒宿。

ぬる湯の浴槽は「みるくの湯」と露天風呂(季節によっては露天風呂2つとも)、さらに別棟にある「らむねの湯」。

らむねの湯は酸性泉で泡つきありという珍しい泉質。

「龍神の湯」の棟にある乳白色のにごり湯「みるくの湯」も滑らかな硫黄泉で心地よい。

源泉温度は35度~38でそのままかけ流し。

【ぬぐだまりの湯 秘湯八甲田温泉】

住所:〒030-0955 青森県青森市大字駒込字深沢766-2
TEL:017-738-8288

4月中旬~11月までの期間限定営業

日帰り入浴 10:00~17:00
龍神の湯600円 ラムネの湯800円 セット1,000円

⇒「ぬぐだまりの里 秘湯八甲田温泉」日帰り入浴レポ

 

 

あたご温泉(青森県弘前市) ★★★★

あたごおんせん

岩木山の東側にある(株)百沢温泉系列の日帰り入浴専門施設。

ぬる湯の浴槽は源泉58度のお湯を加水せずに冷やし掛け流しており、浴槽の温度は20度前後と冷え冷え。

サウナの水風呂のような存在だがサウナはない。

微アブラ臭のするモール泉でクセはなく万人向き。

【あたご温泉】

住所:〒036-1302 青森県弘前市愛宕山下127−25
電話: 0172-82-5885

日帰り入浴 8:00~22:00 330円

⇒「あたご温泉」日帰り入浴レポ

 

 

川原毛大湯滝(秋田県湯沢市)★

かわらげおおゆたき

泉温100度近い川原毛地獄から川を伝って流れ出る夏季限定の滝湯。

湯壷の付近では35~38度と夏場でも快適なぬる湯になっている。

駐車場からは下り15分、上り25分前後。

入浴可能な期間:5月中旬~10月下旬頃まで(冬期道路閉鎖)

【川原毛大湯滝】

所在地:〒019-0404 秋田県湯沢市高松川原毛
問合せ先:一般社団法人秋田県観光連盟 TEL:018-860-2267

入浴無料

⇒「川原毛大湯滝」入浴レポ

 

 

大湯温泉 阿部旅館(秋田県湯沢市)★

おおゆおんせん あべりょかん

奥小安峡の川沿いにある宿。川の上流に源泉があり、夏季限定で天然の川湯が楽しめる。

泉温は90度以上あるが、7月~9月頃は川の水と混ざって35~40度前後のぬる湯となる。

日帰り入浴可

【大湯温泉 阿部旅館】

住所:〒012-0183 秋田県湯沢市 皆瀬小安奥山国有林34
TEL:0183-47-5102

日帰り入浴 8:00~19:30受付 大人500円

⇒「大湯温泉 阿部旅館」日帰り&宿泊レポ お風呂編

 

 

磐梯熱海温泉 湯元元湯(福島県郡山市)★★★★

ばんだいあたみおんせん ゆもともとゆ

大きな観光ホテルがある温泉街の片隅にある鄙びた共同浴場。

ぬる湯があるのはメインの浴槽。20度の自家源泉と30度の温泉神社源泉をブレンドしたドバドバのかけ流し。

日帰り入浴専門

【磐梯熱海温泉 湯元元湯】

住所:〒963-1309 福島県郡山市熱海町熱海4丁目22
TEL:0120-842-690

日帰り入浴 5:30~19:30受付

大人500円(14:00~250円、16:00~200円)

⇒「磐梯熱海温泉 湯元元湯」日帰り入浴レポ 

 

日中温泉 ゆもとや(福島県喜多方市)★

にっちゅうおんせん ゆもとや

日中温泉ゆもとやの女性用露天風呂の丸い浴槽

日中ダムの麓にある一軒宿。

ぬる湯があるのは露天風呂の源泉浴槽。

源泉温度は42.6度、湯船の中は38~39度で冷たすぎずちょうど良いぬる湯。

日帰り入浴可

【日中温泉 ゆもとや】

住所:〒966-0101 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩字大畑29
TEL:0241-36-2266

日帰り入浴 11:00~14:30 大人800円 不定休要確認

⇒「日中温泉 ゆもとや」宿泊レポ お風呂編

 

 

【横向温泉 中の湯旅館】★

よこむきおんせん なかのゆりょかん

横向温泉 中の湯旅館(福島県猪苗代町)

源泉温度は41度。湯船は2槽に別れ、ぬる湯(37度前後)と普通湯(39度)になっている。

真冬は2~3度温度が下がる。

穏やかな鉄臭とアブラ臭がし、湯船の中にはオレンジの湯花が舞う。

混浴がメインで鄙びた湯治宿でマニア向け。

【横向温泉 中の湯旅館】

住所:〒969-2751 福島県耶麻郡猪苗代町若宮中ノ湯甲2975
TEL:0242-64-3341

日帰り入浴9:00~18:00 300円(1時間以内)

⇒「横向温泉 中の湯旅館」日帰り入浴レポ

 

湯岐温泉 山形屋旅館(福島県塙町) ★

ゆじまたおんせん やまがたやりょかん

岩の裂け目から自噴する38度のぬる湯。肌触りはトロトロ。

ブルーに塗られた深めの浴槽とぷくぷく上がる泡が目を癒してくれる。

【湯岐温泉 山形屋旅館】

住所:〒963-5533 福島県東白川郡塙町湯岐31
TEL:0247-43-1370

日帰り入浴 8:00~20:00 1回300円

*宿泊レポは準備中

 

【湯岐温泉 和泉屋旅館】★

ゆじまたおんせん いずみやりょかん

「山形屋」旅館から少し降りてきたところにある旅館。

写真は混浴。左の浴槽が38度の非加温源泉。

ぬるぬるするお湯がお肌に良さそう。

【湯岐温泉 和泉屋旅館】

住所:〒963-5533 福島県東白川郡塙町湯岐17
TEL:0247-43-0170

日帰り入浴 *時間は要問合せ 650円

*日帰りレポは準備中

 


【関東のぬる湯】

 

那須高雄温泉 おおるり山荘(栃木県那須町)★

なすたかおおんせん おおるりさんそう

格安旅館で有名なおおるりグループの宿だが、お湯は本物。なにげに名湯。

ぬる湯があるのは外湯の露天風呂。たまご臭漂い湯花が舞いあがる硫黄泉で眺めも良い。

ただし、清潔とはいえず足元はヌルヌルする。

*2021/8/31で閉館予定

【高雄温泉 おおるり山荘】

〒325-0301栃木県那須郡那須町湯本212-486
TEL:0287-76-6321

日帰り入浴 営業時間:11:30~19:30受付 大人500円タオル付

⇒「那須高雄温泉 おおるり山荘」日帰り入浴レポ *宿泊レポは準備中

 

松島温泉 乙女の湯(栃木県さくら市)★

まつしまおんせん おとめのゆ

宇都宮から1時間弱。アルカリ度が強くヌルヌルするぬる湯。

冬期は加温する場合があるが基本的には源泉かけ流し。

*緊急事態宣言対象地域でも予約制の貸切風呂は利用できます。

【松島温泉 乙女の湯】

〒329-1331 栃木県さくら市松島900
TEL: 028-682-2266

日帰り入浴 10:00~20:30受付 大人850円 16:00以降は630円

⇒「松島温泉 乙女の湯」日帰り入浴レポ *宿泊レポは準備中

 

 

鬼怒川温泉 仁王尊プラザ(栃木県日光市)★

きぬがわおんせん におうそんぷらざ

鬼怒川温泉では貴重な源泉かけ流しのある宿。

B級感漂う旅館だが、硫黄臭あり、ヌルヌルありで施設の雰囲気に反して名湯だと評判。

写真は夏季限定の温泉プール。他に屋形船の風呂も人気。

【鬼怒川温泉 仁王尊プラザ】

〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原371−1
TEL:0288-76-2721

日帰り入浴 9:00~20:00受付 大人700円

⇒「鬼怒川温泉 仁王尊プラザ」日帰り入浴レポ

 

 

川治温泉 共同浴場 薬師の湯(栃木県日光市)★

かわじおんせん きょうどうよくじょう やくしのゆ

橋の上から見える川治温泉 薬師の湯の岩風呂

川治温泉の中心部、男鹿川沿いにある共同浴場。

源泉温度は36度、夏場でも微加温ありだが38~39度に設定されている。

混浴でなおかつ観光客の往来が多い橋の下にあるので普通の人にはなかなか入浴しにくい。

冬期は露天風呂が閉鎖される(3月頃まで)

【川治温泉 薬師の湯】

〒321-2611 栃木県日光市川治温泉川治278番地2
TEL: 0288-78-0229

日帰り入浴 営業時間:10:00~20:30受付 料金:大人700円 水曜日休み

⇒「川治温泉 薬師の湯」入浴レポ

 

 

奥鬼怒温泉郷 日光沢温泉(栃木県日光市)★

おくきぬおんせんきょう にっこうざわおんせん

麓の女夫渕駐車場から歩いてしか行けない究極の秘湯。所要時間は2時間前後。

鄙びた山小屋風の宿だが、風情もお湯も良い。

ぬる湯の浴槽があるのは下段にある硫黄泉の露天風呂。

混浴あり

日帰り入浴可

*2020年夏に訪問した時には42度前後あったため、温度は日によってかなり違うかもしれません。

【日光沢温泉】

〒321-2717 栃木県日光市川俣874
TEL:0288-96-0316

日帰り入浴 9:00~15:00 大人500円 不定休

⇒「奥鬼怒温泉郷 日光沢温泉」日帰り入浴レポ

 

 

草津温泉 大滝乃湯(群馬県草津町)★

くさつおんせん おおたきのゆ

草津にある3つの日帰り温泉のうちの一つ。

あつ湯のイメージが強い草津温泉だが、「大滝乃湯」には「合わせ湯」と呼ばれる温度の違う浴槽が設置されており、一番ぬるい浴槽で38~39度の草津の湯が楽しめる。

サウナあり、食事処ありで施設も充実している。

【草津温泉 大滝乃湯】

〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津596−13
TEL: 0279-88-2600

日帰り入浴 9:00~20:00受付 大人900円

⇒「草津温泉 大滝乃湯」入浴レポ

 

 

川中温泉 かど半旅館(群馬県東吾妻町)★★

かわなかおんせん かどはんりょかん

八ん場ダム建設予定地の吾妻渓谷近くにある一軒宿。

源泉温度は35度、夏場の非加温浴槽で30度あるかないか。加温してあっても37度~39度前後とぬる目で心地よい。

微たまご臭のヌルトロ湯で「日本三大美人の湯」の一つ。

非加温浴槽は混浴のみ

日帰り入浴不可

【川中温泉 かど半旅館】

〒377-0814 群馬県吾妻郡東吾妻町松谷2432
TEL:0279-67-3314

宿泊料金 1泊2食付 12,030円~14,190円

⇒「川中温泉 かど半旅館」宿泊レポお風呂編

 

【松の湯温泉 松渓館】★★

まつのゆおんせん しょうけいかん

32度の非加温源泉は真夏でなくても意外と心地よく入浴できる。夏場は救世主的な宿。

大浴場は1つだけなので1組ごとに貸切利用。1日最大2組しか受け入れていないため、ほぼ半日は入れる。

【松の湯温泉 松渓館】

住所:〒377-0814 群馬県吾妻郡東吾妻町松谷937−3
TEL:0279-67-3210

日帰り入浴:不可

*宿泊レポは準備中

 

法師温泉 長寿館(群馬県みなかみ町)★

ほうしおんせん ちょうじゅかん

言わずと知れた群馬県きっての名湯。

源泉温度は43度で湯船の底から足元湧出している。

ぬる湯として挙げられることは少ないが、湯畑のように仕切られた浴槽の奥の方は37~39度前後とぬる湯で心地よい。

写真の「法師乃湯」は混浴なので、女性は日帰りで利用するのはかなり困難。

日帰り入浴可

【法師温泉 長寿館】

〒379-1401 群馬県利根郡みなかみ町永井650
TEL:0278-66-0005

日帰り入浴 10:30~13:30受付 大人1,000円 水曜日休み 繁忙期早期終了あり

⇒「法師温泉 長寿館」宿泊レポ

 

川古温泉 浜屋旅館(群馬県みなかみ町)★★

かわふるおんせん はまやりょかん

猿ヶ京温泉の北、赤谷川沿いにある一軒宿。

ぬる湯があるのは混浴の露天風呂。

源泉温度は39度、湯船の中は36度前後と夏場には快適なぬる湯。

コスパの良い宿で、ぬる湯好きの秘湯ファンには季節を問わず人気。

女性はバスタオル巻、湯浴み着もOKだが、男性比率が高いので日帰りでの難易度はやや高め。

【川古温泉 浜屋旅館】

〒379-1404 群馬県利根郡みなかみ町相俣2577

TEL:0278-66-0888

日帰り入浴 10:00~16:00(退館時間) 大人1,000円

⇒「川古温泉 浜屋旅館」日帰り入浴レポ

 

仏岩温泉 鈴森の湯(群馬県みなかみ町)★★

ほとけいわおんせん すずもりのゆ

水上の中心部から関越道の下をくぐり、奥利根ゆけむり街道を川古温泉方面に向かってすぐのところにある日帰り温泉施設。

ぬる湯があるのは男女別内湯の源泉浴槽。

源泉温度は33.5度、湯船の中は33~34度前後。

入るときに少しひんやりするけれど、冬でも意外と心地よいぬる湯。

寒くなったらすぐ隣の加温浴槽もある。

元は飲食業だったので食事にも定評あり。

イワナ釣りやバーベキュー等ファミリーで楽しめるアクティビティも充実。

【仏岩温泉 鈴森の湯】

住所:〒379-1618 群馬県利根郡みなかみ町阿能川1009−2
TEL:0278-72-4696

日帰り入浴は2時間以内
平日11:00~19:30受付(20:30閉館)
土日祝10:00~20:00受付(21:00閉館)
料金:大人800円 小学生500円 幼児400円
休憩のみ 200円/1時間(延長200円/1時間)
定休日:第2・3・4水曜日(祭日の場合は翌日)8月は無休

⇒「仏岩温泉 鈴森の湯」日帰り入浴レポ

 

 

水上温泉 天狗の湯 きむら苑(群馬県みなかみ町)★

みなかみおんせん てんぐのゆ きむらえん

利根川上流、諏訪峡大橋のすぐ北にある一軒宿。

名物は風情のある清流沿いの混浴露天風呂。

湯口からは硫黄の香りがして、水上近辺では割と特徴のある湯。

源泉温度は40度と夏場はさしてぬる湯とは感じないが、それ以外の季節は体感温度37度前後のぬる湯になる。

男女別の脱衣所の前には源泉が冷めないよう上がり湯用の小さな湯舟がある。

女性はバスタオル巻、湯浴み着もOKだが、男性比率が高いので日帰りでの難易度はやや高め。

【天狗の湯 きむら苑】

〒379-1612 群馬県利根郡みなかみ町小日向326
TEL:0278-72-5851

10:00~17:00 *木は15:00~17:00 料金:800円
*日帰り入浴は露天風呂のみ

⇒「天狗の湯 きむら苑」日帰り入浴レポ

 

 

霧積温泉 金湯館(群馬県安中市)★

きりづみおんせん きんとうかん

群馬県と長野県の県境近くにある山奥の一軒宿。

森村誠一「人間の証明」の舞台となった宿としても知られている。

日帰り入浴の場合は送迎がないので、駐車場から30分山道を登らなければならない。

源泉温度は38.9度。密閉された内湯なので温度はそれほど下がらず37度前後。

露天風呂はなく男女別のシンプルな内湯のみだが、心地よいぬる湯が癖になると通うリピーターが多い。

日帰り入浴可

【霧積温泉 金湯館】

〒379-0307 群馬県安中市松井田町坂本1928
TEL:027-395-3851

日帰り入浴 10:00頃~日没前 大人700円

⇒「霧積温泉 金湯館」日帰り入浴レポ

 

 

下仁田温泉 清流荘(群馬県下仁田町)

しもにたおんせん せいりゅうそう

下仁田ネギでおなじみ、下仁田町にある「清流荘」には露天風呂に源泉温度13度の小さな非加温浴槽がある。

鉄とマグネシウムが多く、岩がさびたような赤茶色に染まっている。

隣に加温浴槽があるため、実際の温度は25度前後あり、真冬以外は何とか入れる温度。

日帰り入浴可

【下仁田温泉 清流荘】

住所:〒370-2604 群馬県甘楽郡下仁田町吉崎769
TEL.0274-82-3077

日帰り入浴 11:00~14:30繁忙期休(要確認) 大人800円

⇒「下仁田温泉 清流荘」宿泊レポお風呂編

 

 

赤城温泉郷 滝沢温泉 滝沢館(群馬県前橋市)★★★★

あかぎおんせんきょう たきざわおんせん たきざわかん

赤城山麓にある日本秘湯を守る会の一軒宿。

ぬる湯があるのは男女別露天風呂。大人一人がやっと入れる小さな壺湯。

源泉温度24.5度の冷鉱泉なので、真夏以外はとても冷たい。

金気臭が強く泡付きがあるので、この小さな湯壺湯を求めて関東近郊からマニアがやってくる。

日帰り入浴可

【滝沢温泉 滝沢館】

〒371-0202 群馬県前橋市粕川町室沢滝沢241
TEL: 027-283-5711

日帰り入浴 10:30~15:00 繁忙期休(要確認) 大人630円

⇒「滝沢温泉 滝沢館」宿泊レポお風呂編

 

 

八塩温泉 神水館(群馬県藤岡市)★★★★

やしおおんせん しんすいかん

埼玉県との県境に近い神流川沿いにある日本秘湯を守る会の宿。

ぬる湯があるのは男女別大浴場の小さな内湯

源泉温度14.9度の冷鉱泉。

季節によって多少温度は上下するが、サウナの水風呂と同じくらいなので、真夏以外はとても冷たい。

はるか昔の海水が化石化した温泉で塩分濃度が強く、冷たくても出た後はポカポカする。

隣には加温浴槽があるので、交互浴も楽しめる。

日帰り入浴のみのプランは不可。

 

【八塩温泉 神水館】

住所:〒370-1406 群馬県藤岡市浄法寺6
TEL:0274-52-2641

日帰り入浴は要予約の食事付プランでのみ利用可能。

営業時間:要問合せ

夕食+入浴 宴会プラン(3時間)
4,450円・5,500円・7,750円の3コース
10名から利用可 3日前までに要予約

 

⇒「八塩温泉 神水館」宿泊レポお風呂編

 

 

大島温泉 元町 浜の湯(東京都大島町)★

おおしまおんせん もとまち はまのゆ

伊豆大島の元町港近くにある絶景露天風呂で夕日スポットとしてもおなじみ。

源泉温度46.6度、湯船の中は38度~40度前後だがその時の天候などによって湯量や温度を調節してくれている。

水着が必要な混浴露天風呂。

 

【大島温泉 元町 浜の湯】

〒100-0101 東京都大島町元町字トンチ畑882
TEL:04992-2-2870

日帰り入浴:通常13:00~19:00 (7・8月は11:00~19:00) 大人300円

⇒「元町 浜の湯」入浴レポ

 

 

式根島 松が下雅湯(東京都新島村)★

しきねじま まつがしたみやびゆ

伊豆七島「式根島」の海岸近くにある野天風呂。

湯舟は複数あり、その時々によってあつ湯だったりぬる湯だったり。

ダイビングや海水浴帰りに利用する人が多い。

観光地の混浴なので水着が必要

【松が下雅湯】

〒100-0511 東京都新島村式根島
TEL: 04992-7-0170(式根島観光協会)

24時間営業 無料 *週に1~2日清掃日あり

⇒「松が下雅湯」入浴レポ

 


【甲信越のぬる湯】

 

岩下温泉 岩下温泉旅館(山梨県山梨市)★★★

わしたおんせん いわしたおんせんりょかん

開湯1,300年の歴史を持つ(一説には1,800年以上)山梨県最古の温泉。

「ぬる湯」があるのは「霊湯」と呼ばれる大きな浴槽。

自然湧出する28度の「ぬる湯」で湯量も豊富。

あまりにも心地が良くてウトウトしてしまいたくなる。

日帰り入浴可

【岩下温泉旅館】

住所:〒405-0034 山梨県山梨市上岩下1053
TEL:0553-22-2050

日帰り入浴 9:30~20:00 大人500円 *月曜休み(祝日の場合は翌日)

⇒「岩下温泉旅館」日帰り入浴レポ

 

 

裂石温泉 雲峰荘(山梨県甲州市)★★★

さけいしおんせん うんぽうそう

日本百名山・大菩薩嶺の麓から湧く25度のぬる湯。

落雷により真っ二つとなった15mもの巨石の間からお湯が沸き出たことから「裂石温泉」と名付けられた。

「ぬる湯」があるのは館内にある男女別大浴場。

自然湧出のかけ流しで、柔らかいアルカリ性のお湯。

混浴露天風呂もあるがそちらには加温浴槽しかないので注意。

日帰り入浴可

【裂石温泉 雲峰荘】

住所:〒404-0022 山梨県甲州市塩山上萩原2715−23
TEL:0553-32-3818

日帰り入浴 平日10:00~13:00受付 大人500円 *利用は内湯又は露天風呂のいずれかのみ

⇒「裂石温泉 雲峰荘」宿泊レポ お風呂編

 

 

高峰高原 高峰温泉(長野県小諸市) ★★

たかみねこうげん たかみねおんせん

浅間山の裏側、標高2,000mにある雲上の宿。

ぬる湯があるのは、1階ランプの湯にある小さな源泉浴槽。

源泉温度は36度。標高が高いため夏場でも30度あるかないかのぬる湯。

濃厚な硫黄泉でこの冷たさが癖になる。

日帰り入浴可

【高峰温泉】

〒384-0041 長野県小諸市 菱平704−1
TEL:0267-25-2000

日帰り入浴 11:00~16:00 大人500円 *冬期は雪上車料金込で1,500円

⇒「高峰温泉」宿泊レポお風呂編

 

 

霊泉寺温泉 和泉屋旅館(長野県上田市) ★

上田市の西のはずれ、旧丸子町にある4軒のみの小さな温泉街。

古くから湯治で利用されていた旧源泉は38.5度。気温が下がれば湯温も35度前後のぬる湯になる。

旧源泉は春から秋までの限定で露天風呂で使用されている。

無色透明無味無臭のさっぱりとした湯で夏場は心地良い。

 

【霊泉寺温泉 和泉屋旅館】

住所:〒386-0321 長野県上田市平井2530
TEL:0268-44-2011

日帰り入浴 10:00~20:30受付(21:00退館) 大人500円 *不定休

⇒「霊泉寺温泉 和泉屋旅館」日帰り入浴レポ

 

 

沓掛温泉 満山荘(長野県青木村)★

くつかけおんせん まんざんそう

2016年3月に高山村から引っ越し、青木村の「おもとや」を引き継いだ「満山荘」。

現在のところぬる湯があるのは半露天風呂のみだが、8月にはもう一つ新設される予定だとか。

源泉は向かいの共同浴場「小倉乃湯」と同じで、泉温38.5度、浴槽温度は36度前後。

夏場ならばいつまでも入っていられる心地の良いぬる湯。

日帰り入浴不可

【沓掛温泉 満山荘】

〒386-1606 長野県小県郡青木村沓掛434
TEL: 0268-49-2002

1泊2食付 16,350 円

⇒「沓掛温泉 満山荘」宿泊レポお風呂編

 

 

沓掛温泉 小倉乃湯(長野県青木村)★

くつかけおんせん おぐらのゆ

「満山荘」の向かいにある共同浴場。2槽ある内湯は夏場は加温なしで掛け流されている。

季節を問わず地元民に人気の共同浴場。

【沓掛温泉 小倉乃湯】

〒386-1606 長野県小県郡青木村沓掛
TEL: 0268-49-1126

日帰り入浴 9:00~21:00(6月~8月 7:00~21:00) 大人200円 火曜日休み

⇒「沓掛温泉 小倉乃湯」入浴レポ

 

 

仙仁温泉 花仙庵 岩の湯(長野県須坂市)★★

せにおんせん かせんあん いわのゆ

高級旅館として名高い「岩の湯」だが、名物の洞窟風呂は実ははぬる湯。

源泉温度は34.2度。洞窟で密閉されているので季節を問わず一定の温度に保たれている。

混浴だが男女とも湯浴み着あり。

日帰り入浴不可

【仙仁温泉 岩の湯】

〒382-0034 長野県須坂市大字仁礼3159
TEL:026-245-2453

1泊2食付 26,000 円~

⇒「仙仁温泉 岩の湯」宿泊レポお風呂編

 

 

毒沢鉱泉 神乃湯(長野県下諏訪町)★★★★★

どくさわこうせん かみのゆ

諏訪大社下社近くにある一軒宿。

ぬる湯があるのは1人サイズの小さな浴槽。

分析書に表示された源泉温度はなんと2度!

真冬の測定と思われるが、平時でも湯船の中は7~8度しかなく、冷たすぎて断念する人も。

ぬる湯というよりも氷結冷泉!?

加温浴槽と交互浴をした後はグッタリするが身体から毒が出て行く感じがする、まさしく「神乃湯」。

日帰り入浴可

【毒沢鉱泉 神乃湯】

〒393-0000 長野県諏訪郡下諏訪町社7083
TEL:0266-27-5526

日帰り入浴 平日10:00~21:00(土日祝~15:00)大人800円 不定休要確認

⇒「毒沢鉱泉 神乃湯」日帰り入浴レポ

 

 

八ヶ岳 唐沢鉱泉(長野県茅野市)★★★★★

やつがたけ からさわこうせん

「唐沢鉱泉」は標高1,870m、八ヶ岳連峰・北八ヶ岳の西天狗岳の登山口にある秘湯の一軒宿。

浴槽は源泉温度10度の冷鉱泉を加温してあるが、かかり湯と打たせ湯は源泉のまま楽しめる。

日帰り入浴可

【唐沢鉱泉】

住所:〒391-0213 長野県茅野市豊平4733−1
TEL:0266-76-2525

4月中旬~1月中旬までの期間限定営業

日帰り入浴 10:00 ~ 16:00 大人700円

⇒「唐沢鉱泉」宿泊レポ

 

 

渋御殿湯(長野県茅野市)★★★~★★

しぶごてんゆ

渋御殿湯 男性用の渋長寿泉の浴槽

八ヶ岳の麓、奥蓼科にある古くから湯治や登山客に利用されてきた冷泉。

自然湧出の「渋長寿湯」(泉温31度)と「渋御殿」(泉温27度)の2本の源泉があり、源泉のままの浴槽と加温した浴槽が用意されている。

「渋御殿湯」の名物は何と言っても東館にある写真の浴槽。

足元からブクブクと湧き上がる新鮮な湯で泡付もバグツン。

ただし、この浴槽は基本的に男性用になっており、日帰りでは個室休憩付2,000円のプランでないと入浴できないという難点が。

日帰り入浴可

 

【渋御殿湯】

〒391-0212 長野県茅野市北山5520番地3
TEL:0266-67-2733

営業時間:10:00~14:30頃まで受付(15:00退館)
料金:大人1,000円 小人800円 (西の湯のみ利用可)
個室休憩:大人2,000円 小人1,500円

⇒「渋御殿湯」日帰り入浴レポ

 

 

白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館(長野県松本市)★

しらほねおんせん かつらのゆ まるながりょかん

白骨温泉の奥の方、「泡の湯」のすぐ近くにある鄙びた宿。

温泉も隣の「泡の湯」から「新泡の湯源泉」を引いている。

ぬる湯があるのは混浴露天風呂。

源泉温度は36度(気温23度)。夏場ならば少しひんやりする心地の良いぬる湯。

逆に冬は降雪の後には30度を切ることもあり、かなり寒い。

内湯は同じ源泉を熱めに加温しているので、寒くなったら駆け込める。

【白骨温泉 丸永旅館】

住所:〒390-1515 長野県松本市安曇白骨温泉4185−2
TEL:0263-93-2119

営業時間:11:00~14:00
料金:大人600円 子供400円
定休日:不定休

*混浴はバスタオル巻き・湯あみ着OK

⇒「白骨温泉 丸永旅館」日帰り入浴レポ

 

釜沼温泉 大喜泉(長野県木曽町)

読者様からおすすめの冷泉です!

詳細はレポートへ。

 

 

清津峡元湯温泉 清津館(新潟県十日町市)★★

きよつきょうもとゆおんせん きよつかん

日本三大渓谷「清津峡」の入口にある日本秘湯を守る会の宿。

ぬる湯の浴槽は渓谷に面した貸切露天風呂。

2本の源泉を使用。湯船の中は37度前後。微たまご臭が漂う心地よいぬる湯。

長居したいが貸切利用のため時間制限あり。

残念ながらこの露天風呂は日帰りでの利用はできない。

【清津峡元湯温泉 清津館】

〒949-8433 新潟県十日町市小出癸2126−1
TEL:025-763-2181

日帰り入浴 10:00~15:00 大人700円 不定休要確認

⇒「清津峡元湯温泉 清津館」宿泊レポお風呂編

 

 

出湯温泉 華報寺 共同浴場(新潟県阿賀野市)★

でゆおんせん かほうじ きょうどうよくじょう

小さな浴槽なのに人の出入りが激しい人気の共同浴場。

源泉温度は37.7度、湯船の中もそれほど変わらず。

微たまご臭がする清涼感のあるお湯で、何時間でも入っていたい。

【出湯温泉 華報寺 共同浴場】

住所:〒959-1926 新潟県阿賀野市出湯794
TEL:0250-62-7612

日帰り入浴 6:00~19:00 大人250円 無休

⇒「出湯温泉 華報寺 共同浴場」日帰り入浴レポ

 

 

燕温泉 河原の湯(新潟県妙高市)★

つばめおんせん かわらのゆ

燕温泉街から15分ほど奥に歩くと川沿いに白濁した野湯がある。

妙高岳登山口に近いため、登山帰りに利用する人が多い。

源泉温度は39度。標高が高いため夏でも35度前後とぬる目。

混浴の湯船が一つだけがバスタオル巻もOK。

肌にまとわりつくようなクリーミーな硫黄泉。

夏季限定 5月末頃~10月末頃

「燕温泉 河原の湯」

住所:新潟県妙高市大字関山燕温泉
TEL:0255-86-3911(妙高市観光協会)

日帰り入浴 日の出~日没 寸志(5月中旬頃~10月末頃まで期間限定) 月・金曜日の午前中清掃

⇒「燕温泉 河原の湯」入浴レポ

 

 

【北陸地方ぬる湯】

 

白山温泉 永井旅館(石川県白山市)★~★★★

はくさんおんせん ながいりょかん

日本三霊山の一つ、白山の登山口近くにある一軒宿「白山温泉 永井旅館」。

500m上流から源泉を引いているが、湧出地では46度近くあるものの宿の湯口に到達するまでに多少温度が低下するため、日によって20度~38度まで幅のあるぬる湯になっている。

成分総計5,343mg/kgのナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、出汁のような味がする成分の濃いぬる湯。

隣には加温浴槽があるため、交互浴を楽しめるのも良い。

期間限定営業:4月下旬~11月上旬

日帰り入浴は通常可能だが、コロナ収束まではお休み

 

「白山温泉 永井旅館」

住所:〒920-2501 石川県白山市白峰ノ−38
TEL:076-259-2339

営業時間:11:00 ~ 20:00
料金:大人600円 子供400円
定休日:不定休

⇒管理人宿泊レポお風呂編

 


【九州地方のぬる湯】

 

古湯温泉 鶴霊泉(佐賀県佐賀市)★★

ふるゆおんせん かくれいせん

古湯温泉 鶴霊泉 大浴場の砂場の浴槽

秦の始皇帝の時代に発見されたという遠大な歴史(伝承)を持つ古湯温泉の老舗宿。

砂を敷いた湯船の底からプクプクと自噴している。

源泉温度は36度。隣の加温浴槽からもお湯が注がれているが基本的には泉温はほぼ同じ。

日帰りでは1時間しか利用できないので宿泊がおススメ。食事もかなり美味しい。

【古湯温泉 鶴霊泉】

住所:〒840-0501 佐賀県佐賀市富士町古湯875
TEL:0952-58-2021

日帰り入浴 11:00~14:00受付(以降の時間は要連絡) 大人 1,000円(利用1時間以内)

⇒「古湯温泉 鶴霊泉」宿泊レポお風呂編

 

 

熊の川温泉 元湯 熊ノ川浴場(佐賀県佐賀市)★★ 

くまのかわおんせん もとゆ くまのかわよくじょう

上の古湯温泉から車で5~6分の熊の川温泉。

古湯温泉と同じく冷泉ですが、元湯のお湯は放射能泉(ラドン泉)。

古くはマムシに噛まれた傷に聞くと言われ、現代ではアトピー湯治に良いとも言われています。

浴槽は内湯だけですが、非加温30度の冷泉、やや温めの中間浴槽、上がり湯用の加温浴槽と3つに分かれています。

真夏以外はかなりひんやり。でも効能を期待して長居する人が多いです。

ラドンは空気に触れると劣化するため、湯船の底から源泉を供給しています。

「九州八十八湯巡り」の対象施設です。

【元湯 熊ノ川浴場】

住所:〒840-0512 佐賀県佐賀市富士町大字上熊川118
TEL:0952-63-0021

日帰り入浴 9:00~20:30 大人 700円 火曜・金曜休み

⇒「元湯 熊ノ川浴場」入浴レポ

 

 

黒髪の森 天童乃湯(佐賀県武雄市) ★

くろかみのもり てんどうのゆ

黒髪温泉・天童乃湯の女性用内湯のアップ

武雄温泉で有名な武雄市郊外の山あいにある日帰り入浴施設。

源泉温度は40度。夏場は加温していないので38~39度の源泉のまま楽しめる。

ヌルヌルとまとわりつく浴感が癖になる。

【黒髪の森温泉 天童乃湯】

住所:〒849-2305 佐賀県武雄市山内町大字宮野1593−2
TEL:0120-870-026

日帰り入浴 10:00〜21:00(冬は11:00~) 大人400円 水休み

⇒「黒髪の森温泉 天童乃湯」入浴レポ

 

 

筌の口温泉 山里の湯(大分県九重町)★

うけのくちおんせん やまざとのゆ

大分県のぬる湯&シュワシュワ炭酸泉と言えば「七里田温泉」が有名だが、「山里の湯」も負けず劣らず。

むしろマニアにはこちらの方が穴場だと人気。

源泉温度は38.3度。炭酸のシュワシュワが消えてしまうという40度を超えないギリギリの温度で、この泡付きはすごい。

「筌の口温泉 山里の湯」

住所:〒879-4911 大分県玖珠郡 九重町田野1268-2
TEL:0973-79-2516

日帰り入浴 9:00~17:00受付(18:00退館) 冬季10:00~
大人500円 家族湯2,000円/50分 火曜日休み

⇒「筌の口温泉 山里の湯」日帰り入浴レポ

 

 

川底温泉 蛍川荘(大分県九重町)★

かわぞこおんせん けいせんそう

湯舟の底からサラサラと透明なお湯が沸き上がる。

すぐ目の前の町田川沿いに噴煙が上がる86度の源泉があるが、熱すぎるため加水されており、夏場の浴槽内は37~38度前後。

一度は閉館したが、男女別の浴室に代わり2016年夏にリニューアルオープンした。

【川底温泉 蛍川荘】

住所:〒879-4724 大分県玖珠郡九重町菅原1453
TEL:0973-78-8235

日帰り入浴 10:00~17:30受付(1800閉館) 大人500円 不定休要確認

⇒「川底温泉 蛍川荘」入浴レポ

 

 

九重星生温泉 星生ホテル(大分県九重町)★★★★

くじゅうほっしょうおんせん ほっしょうほてる

九重連山登山口(長者原)に近い大型ホテルだが、温泉は全てかけ流し。

ぬる湯があるのは露天風呂の片隅にある「冷泉」。

源泉温度は17度、浴槽内もほぼ同じ温度。近くにある「寒の地獄温泉」を彷彿とさせる硫黄の冷鉱泉。

異なる源泉と複数のお風呂を楽しめて九重連山の眺めも良いので、冷泉以外が目的でもおすすめの温泉。

【九重星生温泉 星生ホテル】

住所:〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野230
TEL:0973-79-3111

日帰り入浴 10:00~20:00受付 休前日・お盆・年末 ~18:00受付 大人800円
火曜日・金曜日 午前清掃 営業は14:30~20:00受付

⇒「九重星生温泉 星生ホテル」入浴レポ

 

 

長湯温泉 ラムネ温泉館(大分県竹田市)★★

ながゆおんせん らむねおんせんかん

長湯温泉でもっともメジャーなシュワシュワ炭酸泉のある日帰り温泉。

源泉温度は32.3度、湯船の中は30度前後。

湯口に近いほど泡つきが多くなります。

真夏は日焼け予防対策をして長居する人も・・・。

【長湯温泉 ラムネ温泉館】

住所:〒878-0402 大分県竹田市直入町大字長湯7676−2
TEL:0974-75-2620

日帰り入浴 10:00~22:00 大人500円 家族風呂2,000円/1時間
定休日:毎月第1水曜日(1月、5月は第2水曜日)

⇒「長湯温泉 ラムネ温泉館」日帰り入浴レポ

 

 

地獄温泉 青風荘(熊本県南阿蘇村)★ 営業再開

じごくおんせん せいふうそう

九州きっての濃厚な硫黄泉のある「青風荘」(旧・清風荘)。

一番人気は「すずめの湯」(混浴)。

第1源泉(泉温41.3度)と混合泉(泉温47.1度)の2本の源泉を使用し、あつ湯からぬる湯まで好きな温度の湯船で楽しめる。。

ただし、日帰りでは男性ばかりなので女性はかなり入りにくい。

他にもぬるめの「新湯」源泉(泉温36.4)を使用した宿泊者専用の貸切風呂もある。

*2019年4月より営業を再開しました。再開後は「すずめの湯」等の混浴エリアでは男女ともに湯あみ着等の着用が義務付けられています。

日帰り入浴可

【地獄温泉 青風荘】

住所:〒869-1414 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
TEL:0967-67-0005

日帰り入浴 10:00~16:00受付(17:00退館) 大人1,200円 子供600円 火曜日定休

⇒「地獄温泉 青風荘」入浴レポ

 

 

寺尾野共同浴場(熊本県小国町)★★

てらおのきょうどうよくじょう

民家も数軒しかない山あいの集落にある共同浴場。

源泉温度は41度、湯船の中は39度前後。

微たまご臭のする清涼感のあるお湯で、見た目も涼しげで癒される。

【寺尾野温泉 共同浴場】

住所:〒869-2506 熊本県阿蘇郡 小国町上田寺尾野
TEL:なし 問い合わせ先:0967-46-2111(小国町役場商工企業促進課)

日帰り入浴 営業時間:不明 料金100円

⇒「寺尾野温泉」入浴レポ

 

 

はさみ温泉 湯治桜(長崎県波佐見町)★★

はさみおんせん ゆうじろう

はさみ温泉湯治桜の女性用内湯にあるかけ流しの冷泉

佐世保から東へ車で30分。

以前は「波佐見温泉センター」という公共施設だったが、おしゃれな日帰り温泉にリニューアル。

源泉温度は37.8度で基本的に加温かけ流しだが、一つだけサウナの水風呂用に設置された非加温源泉がある。

隣りにあるレストランの本格石釜ピザが美味しい。

【はさみ温泉 湯治桜】

住所:〒859-3725 長崎県東彼杵郡波佐見町長野郷558−3
TEL:0956-76-9008

日帰り入浴 9:30 ~ 22:30 平日大人700円 土日祝750円 原則無休(年に数日メンテナンス休館)

⇒「はさみ温泉 湯治桜」入浴レポ

 

 

北霧島温泉 恵の湯 神の郷温泉(宮崎県小林市) ★

きたきりしまおんせん めぐみのゆ かみのさとおんせん

神の郷温泉の女性用露天風呂

霧島連山の東麓にある一軒宿。

宿泊もできるが、ランチ又はディナーの食べ放題バイキングを目当てに訪れるファンも多い。

源泉温度は40.1度。ドバドバのかけ流し、泡付き、ぬる湯で温泉力も高い。

 

【恵の湯 神の郷温泉】

住所:〒886-0004 宮崎県小林市細野5273−19
TEL:0984-23-1526

日帰り入浴 8:00~22:00 大人500円 バイキングセットあり

⇒「恵の湯 神の郷温泉」入浴レポ

 

 

湯之元温泉(宮崎県高原町)★★★

ゆのもとおんせん

東日本ではほとんど知名度がない賀、九州では長湯温泉の炭酸泉を超えるとも言われる冷泉×泡付きの実力派。

源泉温度は30.4度。源泉浴槽、ちょい加温、完全加温の3種類あり、全く別の温泉のような湯舟を楽しめる。

おススメなのは非加温の小さな浴槽。炭酸の含有量が多く、舐めるとビリビリしびれるほど。

日帰りでは混雑しているので、非加温浴槽は譲り合いながら入浴している。

【湯之元温泉】

住所:〒889-4414 宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田7535
TEL:0984-42-3701

日帰り入浴 10:00~22:00 大人550円 毎月第1・3水曜日休み

⇒「湯之元温泉」入浴レポ

 

 

霧島湯之谷温泉 湯之谷山荘(鹿児島県霧島市)★★

きりしまゆのたにおんせん ゆのたにさんそう

霧島温泉郷のなかでは硫黄泉の名湯として知られ、自炊湯治で長期滞在する人も。

混合泉の泉温は44.1度。3つの湯船があり、あつ湯、ややぬる湯、超ぬる湯の3漕で違った温度を楽しめる。

真ん中の浴槽はあつ湯と超ぬる湯の源泉が半分ずつ流れ込むようになっており、38度前後と心地よい。

一番ぬるいのは写真にある1人サイズの浴槽は泡付きの炭酸泉。。真夏でも30度前後と冷たい。

【霧島湯之谷温泉 霧島湯之谷山荘】

住所:〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂4970
TEL:0995-78-2852

日帰り入浴 10:00~14:00受付(15:00退館) 大人500円 毎月1日(平日)または初旬休み

⇒「霧島湯之谷山荘」宿泊レポお風呂編

 

 

妙見温泉 おりはし旅館(鹿児島県霧島市)★★

みょうけんおんせん おりはしりょかん

鹿児島空港から30分足らずでたどり着くアクセスの良い妙見温泉。

「おりはし旅館」は2016年4月にリニューアルされたばかり。

ぬる湯があるのは「別館 山荘」にある内湯の「キズ湯」。

西南戦争で負傷した薩摩軍人が傷に良く効くと噂で広まったのが名前の由来。

館内には複数の浴槽があるが、「キズ湯」に入るために遠方から泊りに来る人も。

源泉温度は35.7度、浴槽内は33度前後。夏はウトウトしてしまう心地よいぬる湯。

【妙見温泉 おりはし旅館】

住所:〒899-6506 鹿児島県霧島市牧園町下中津川2233
TEL:0995-77-2104

日帰り入浴 9:00~17:00 キズ湯・竹の湯 500円

⇒「おりはし旅館」宿泊レポお風呂編

 

 

以上、夏におススメの「ぬる湯」でした。

 

ぬる湯のある温泉の動画 再生リスト


【更新情報】

  • 2021/8/5 北見温泉ポン湯三光荘、湯岐温泉2軒追加、松の湯温泉 松渓館 追加
  • 2021/7/22 姉戸川温泉 追加
  • 2020/10/15 白山温泉 永井旅館 追加
  • 2020/10/14 庄川温泉郷 湯谷温泉旅館 追加

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



 

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まだまだ酷暑が続くので “ぬる湯”♪ 冷た~い 全国のぬる湯の名湯 21選+α」への2件のフィードバック

  1. こんにちわ。ぬる湯の専門家の方がいらしたら教えてください。

  2. 松下由美子様

    ぬる湯の専門家ですか・・・。
    専門家とは、全国のすべてのぬる湯のある温泉を知り尽くしている人なのか、
    医学的な観点からの専門家なのでしょうか。

    温泉の場所や性質でしたら、温泉の入浴数からしたら、郡司勇さんか藤田聡さんでしたら色々とご存じかと思います。

    郡司勇さん
    http://www.gunjion1000.com/

    藤田聡さん
    https://allabout.co.jp/gm/gp/170/

    医学的なことでしたら、早坂信哉先生が有名だと思います。

    温泉医学研究所
    https://www.onsen-msrc.com/

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